全国料理業生活衛生同業組合連合会

料亭・料理店はどうも敷居が高そうで。。。と二の足を踏んでおられる貴方。そんなに堅苦しく構える必要はありません。料亭・料理店の簡単な利用の仕方を紹介しましょう。

[予約について]

多くの料亭・料理店は予約制を取っていますので必ず電話などでご予約下さい。一部に「一見さん」は利用できないという店もありますが、知り合いのお店があったら、その店のご主人に紹介していただくという方法もあります。

[手軽なお昼の利用を]

最近はお昼のメニューを用意している店も増えており、価格的にもお手軽になっていますので、まずはお昼に利用してみるということもできます。また、結納や結婚式など冠婚葬祭に利用できる店も増えております。

[予算に合わせて]

一口に料亭・料理店と言っても、様々なお店があり、価格的にも大きく分かれています。ご予算に応じてお店選びをするというのも一つのポイントです。
価格は、料理代・飲料代・席料、これにサービス料及び消費税が加わります(席料・サービス料無しという店もあります)。
なお、*芸妓を呼ぶ場合には*花代が加算されます。

[服装]

特におしゃれをする必要はなく、通常の外出着で大丈夫ですが、余りにもラフな服装は和風の建物やお座敷には似合いませんので避けてください。一応、上着着用が原則です。
お座敷の場合、靴を脱いで上がるので、靴や靴下にも気をつかって下さい。

[時間厳守]

予約した時間は厳守して下さい。とりわけ、会席料理は一品づつ運ばれてきます。全員が揃わないと始まりませんのでご注意下さい。
なお、接待で誰かを招待している場合は、相手より早く着いていることが肝心です。

*芸妓:芸者さんのこと。関西では「芸子」ともいう。 *花代:芸妓さんを呼んだ場合の料金。

[玄関に入る]

玄関に入ると、女将さんや仲居さんが迎えてくれます。玄関から部屋までは仲居さんが案内してくれますので、二、三歩後ろからついて行きます。入室の時には、敷居や畳の縁を踏まないというのが、和の作法です。

[席に着く]

目上の方や、招待したお客様には床の間の前の上座に座っていただきます。
なお、座布団に足の裏を乗せないというのも作法の一つですので、座る時や*宴のしめで立つ時に気をつけたいですね。
また、長時間の正座は疲れますので、挨拶が終わって食事に入ったら足を崩した方が良いでしょう(最近は、掘りごたつ式のお座敷を持つ店が多くなってきました)。

[芸妓さんが入った場合]

最近はコンパニオンでの宴会も増えていますが、芸妓さんが入る場合、*お座つきという余興があります。芸妓さんがお座つきとして踊りなどの芸を披露している時は、食事や談笑を一時休止して鑑賞するというのが礼儀です。

以上、料亭・料理店のマナーといっても日本人としての一般常識の範囲のことでしかありませんので、まずは気軽にご利用下さい。

*宴のしめ:宴会の「中締め」のこと。 *芸妓:芸者さんのこと。関西では「芸子」ともいう。
*お座つき:宴席で、全員そろったところで芸妓衆が弾き唄い踊ること。